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毎年夏休みが近づくと
「自由研究としてテディベアを作ってみたい。」
というおたよりをいただいていました。
テディベアを作ってみたいと思っている小学生のお友達はたくさんいるんですね。
そこで、ちゃんとテディベアの本場(ほんば)であるドイツで作られたテディベアの布(モヘアといいます)を使って、コットン(もめん)の布で作るものよりも、ちょっと本格的(ほんかくてき)な気分でベア作りを体験(たいけん)してもらえるようなキットを作ってみました。
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家庭科で、おさいほうがはじまったお友だちなら、きっとさいごまで作ってもらえると思います。
布にはぬう線もさいしょから付けてありますし、カットもすんでいますから、すぐにぬいはじめることが出来ます。
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さいきんのほとんどのぬいぐるみは、化学繊維(かがくせんい)のぬいぐるみ生地(布)でできています。
でも、ぜひ一度、むかしからヨーロッパやアメリカで使われてきた、天然素材(てんねんそざい)だけ作ったモヘアというテディベア用の素材(そざい)を使って、テディベアの楽しさを味わってほしいと思います。化学繊維とはちがった天然(てんねん)のそざいの手ざわりを感じてみてください。
テディベア用のモヘア生地(きじ)とは、しっかりした木綿(もめん)でできた土台の生地に、アンゴラヤギという動物の毛をうえつけた生地のことです。
その「モヘア」という布を使って、そのたった1まいの生地からこんなかわいいテディベアがたんじょうするというおどろきと楽しさを感じてもらえたら・・と思っています。
また、製作(せいさく)日記をつけたり、その製作日記とたんじょうしたテディベアを夏休みの自由研究として学校に提出(ていしゅつ)するのも、とってもいいアイデアです。
自分で作ったテディベアは、ほかのどんなぬいぐるみともちがった愛着(あいちゃく)やかわいらしさを感じます。
ずっと大切にしたいと思う気持ちがわいてきます。
そんなうれしい気持ちも合わせてあじわってもらえたらいいなあと思いながら考えたキットです。
おうちの方に手伝ってもらいながら、楽しいベア作りの時間をすごしてみてください。
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左がピンク、右がゴールドです。
どちらかお好きな色を選べます。
家庭科で、はりと糸を使って何かぬったことがあれば、おうちの方といっしょにたのしく作ることができるキットです。
布にぬう場所のしるしをつけて、カット(切って)あるので、かんたんに作りはじめることができます。
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「テディベア作りを自由研究(じゆうけんきゅう)にしようかな」
と思っているお友だちへ
(もうひとくふうしてみよう!!・・・というヒントです)
ただテディベアを作って終わりにするだけじゃなくて、テディベアのこの素材(モヘア)について調べたり、どうしてクマのぬいぐるみが「テディベア」と呼ばれるようになったかということを調べたりしてまとめるのはとっても楽しいことなのでおすすめです。
欧米(ヨーロッパやアメリカ)ではテディベアのたんじょうについていろんなお話があります。
もっともゆうめいなものは、アメリカの大統領(だいとうりょう)ルーズベルトが助けたクマのエピソード(おはなし)があります。(ここで書いてしまうと調べる楽しみがなくなってしまうと思うのでこれくらいにしておきますね)
としょかんにもテディベアにかんする本がたくさんあると思います。
また、インターネットもべんりです。検索(けんさく)エンジンで「テディベアの歴史」などの、検索(けんさく)キーワードを入力(にゅうりょく)するといろいろ調べられます。
キッズ向けの検索エンジン
Yahoo!(やふー)キッズ
http://kids.yahoo.co.jp/
キッズgoo(グー)
http://kids.goo.ne.jp/
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