次にこの指で指し示している部分を縫います。ここはベアの鼻下から首の付け根までになります。
型紙では頭(a)、頭(b)の鼻下部分〔頭(a)の黒星印と、頭(b)黒星印を合わせ、頭(a)、頭(b)両方の黒ダイヤ印を合わせる〕を合わせて縫うことになります。
合わせ方がわからなくなったら、型紙の印(ダイヤとか星の印)をもう一度見て、実際のパーツと比べてみてください。
これで頭は完成です。次に胴、脚、腕、耳を縫います。ミシンでも結構ですが、手で縫う方は返し縫いで縫ってください。
胴は、胴(a)胴(b)を中表に合わせてあき口の部分を明けてぐるりと一周縫います。
脚は左右同じものですので、一枚のパターンを真ん中で中表にたて半分に折り、そのままあき口を除いてぐるりと縫ってください。もう一枚も同様に。
腕は内腕(a)外腕(a)を中表に合わせてあき口を除いてぐるりと縫います。同様に内腕(b)外腕(b)も縫ってください。
合わせ方がわからなくなったら、型紙の名前(aとかbの表示も)をもう一度見て、実際のパーツと比べてみてください。
耳は、4枚とも同じ形のものですので、そのうち2枚を中表に合わせ、あき口を除いてぐるりと縫います。同様に残りの2枚同様に。
すべて縫い終わったら、カーブのきつい部分の縫い代に、何カ所か切り込みを入れてから、各パーツをひっくり返します。
耳などの小さいパーツでひっくり返しにくい部分は菜箸などを使って丁寧に表に返してください。
(力を入れすぎると縫い目を菜箸で破ってしまう場合がありますので注意です!!)